年収650万の高卒主任エンジニアのリアルな日々

レーニアと申します。現役エンジニアならではの情報、リアルな30代パパの生活の様子、投資など発信していきます。

エンジニアなら総合力で勝負すべき

どうもレーニアです。

私は工業高校を卒業し、現在は大手電機メーカに在籍している現役のプラントエンジニアです。

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エンジニアというものは専門性の高い職業です。

この記事はエンジニアへの就職・転職を考えている且つ、給与水準をなるべく早くあげたいという方に向けて発信します。

 

まず結論を申しますと、専門以外の分野について学ぶ時間を確保した方が良いということです。

特に会計についてはしっかりと時間を確保して学ぶべきだと考えております。

 

その理由は、自身の仕事は時間で管理され、時間あたりの費用というものが必ず設定されています。工数が見積もりをオーバーした時、会社としてどういう状態になっており、それが自身の近い未来にどうつながってくるのか?といったことが、会計を学ぶことで見えてきます。

 

要約すると、各業務の相場感をつかみ、自身は会社に貢献出来ているのか?果たして、どのくらいの利益をもたらしているのか?その結果自身の評価へどうつながってくるのか?といった観点で働き方を見つめなおすことが出来ます。

ひいては、ただがむしゃらに仕事に取り組むのではなく、戦略的に自身の給与水準を最短で上げる道筋を見つけることに繋がります。

 

実際、年数を重ねると、自身でプログラミングを行ったり、現場での立ち上げに参画するといったことは減少していきます。

 

来るべき時に備えて、多角的に自身をアップデートし続けることが大事ではないでしょうか?

評価をあげる方法 ~優秀な先輩の行動を観察した結果~

どうもレーニアです。

 

私は工業高校を卒業し、大手電機メーカへ就職し、現在は13年目の現役プラントエンジニアです。

 

タイトルにもあります、評価をあげる方法について本日は触れていこうと思います。

少しでも伸び悩んでいる方のヒントになる考えが共有出来れば幸いです。

人の手に浮かぶ緑の葉の植物

 

私の会社では、年度末に人事評価のフィードバックが行われ、そこで、いわゆる通知表のような形で、10段階評価で結果を上司から言い渡されます。(1が最低、10が最高。基本的に5以上は保証されている状態。よっぽどのことがない限り1~3は評定としてはつけられません。)

ちなみにこの数値によって、翌年の月収のベースアップ幅とボーナスの掛率が決まってきます。

 

そのような中で、私は5,6年目までは常に「5」という評価でした。

可もなく不可もなくという状態でした。

そんな中、早くから頭角を現し、常に「10」の評価を受けている先輩がいました。

運の良いことに、あるプロジェクトで、仕事を共にする機会に巡り合いました。

 

当時の自身は、自分なりに努力しているつもりでしたが、一向に評価が上がらないことに、少し焦りを感じ、空回り気味な状態に陥りかけていました。

 

その年の評価で私は「9」の評価を頂くこととなり、月収が1万6千円アップ、ボーナスは月収の5倍から7倍に跳ね上がりました。

 

きっかけは、まずその優秀な先輩と行動を共にできた時間はもちろんですが、その当時読んでいた「出来るリーダはこれしかやらない」という書物を読んだことがきっかけでした。

 

評価を上げるコツですが、まず評価の高い人を観察し、習慣などを積極的に質問し、真似することから始めることです。

 

優秀な人の真似をすることは業務量・質ともにかなり大変な取り組みです。

まずは10あれば1つずつ取り入れていくようにすることがおすすめです。

 

私がこれまで使えてきた優秀な上司の方に共通して言えるのは、準備に大部分のリソースを割くことです。

「段取り八分」という言葉が非常に心に残っています。

 

そこから、自身の中で、十分な準備が出来た!と確信できるか否かで、その後の成果というものが白黒付くことがはっきりとしてきました。

 

準備に特に時間を割くことで、私の仕事の成果は目に見えて向上していく形となり、また周囲からの評価も向上していくことが実感でき、入社7年目にして、仕事が楽しいと感じることが出来ていました。

 

ですので、準備だけは怠けず、あらゆるシミュレーションを行い、自身の中でやりきった!と思えるほどに準備することが大事です。

 

自問自答したとき、完璧にすべて答えられなければ、他人の指摘や予期せぬトラブルには確実に対応出来ないと思います。

 

ということで、評価を上げるには、「準備」に時間を割くことが最も大事だということを共有させていただき、締めさせていただきます。

 

ご閲覧いただき、ありがとうございました。

ビジネスにおける初対面で意識していること

どうもレーニアです。

私は工業高校を卒業し、大手電機メーカに在籍している30歳の現役エンジニアです。

 

高校時代、ある朝登校すると専門科目の先生が、目を大きくはらしていることがありました。その方は、60歳を超えている方だったんですが、どどめ色のあざが痛々しく、ボクシングの試合後かと言わんばかりの状態でした。

「どうしたんですか?」と聞くと「転んだんだよ」と返されました。

60歳でも定番の言い訳をするんだなと、一つ勉強になったことがあったなとこの記事を書きながら思い出しました。

 

前置きはさておき、タイトルにもあります、ビジネスにおける初対面で意識していることですが、ここでいうビジネスシーンは、新たな配属先や新たな上司、お客様など、働いていて、初対面シチュエーションというのは数多く存在するかと思います。

 

大手に勤めていることもあり、先輩や上司の方々にはいわゆる仕事が出来る、実績をあげている方が多く存在しています。

そういった方々の考え方などをたくさん教えていただく機会もあります。

 

営業成績トップのある上司が、お客様との初対面のケースで意識していることを共有してくれたことがありました。

それは、相手の期待値の2倍の実力を見せつけるということです。

例えば商談の場合、想定される議題について自身の中で質疑応答を繰り返すことを実施することです。

複数のケースをシミュレーションしておくことで、会話の間をコントロールすることが出来ます。

会話の間をコントロールすることが出来れば、自身の方に有利に話を進めていくことが出来ます。

これはセールスなどでも多用されているテクニックの一種であり、商談を成功させる手法の一つでもあります。

 

相手がこのくらい知っているだろうと想定している倍をいく。

その上司は「かます」と表現していましたが、初対面の印象というのは非常にその後のコミュニケーションにも活きてきますので、いつも以上に準備に念を入れて相手との対話に臨むことが大事ではないでしょうか。

 

また、好印象を与えることで、信頼感にもつながり、ひいては有益な情報や要望が通りやすくなったりとメリットが非常に多くあると感じます。

次回会う時もさらに期待値を超えていこうと毎回繰り返していくうちに、知らず知らず、周囲からは優秀な評価を頂いていることだと思います。

 

ぜひ、初対面のケースが近々ある場合は、いつも以上に気合を入れて臨んではいかがでしょうか。

 

ご閲覧いただき、ありがとうございました。

大手電機メーカのプログラミングスキル向上の取り組みとは

どうもレーニアです。

 

私は工業高校を卒業し、大手電機メーカへ就職した現役のエンジニアです。

 

皆さんは倹約していますか?

私はどちらかといえば豪快に使ってしまうタイプでしたが、子供も生まれ、我が子にお金を残したいと考えるようになり、倹約するようになりました。

携帯料金なんかは気にせずプランを組んでいた為、見直して、こんなに安くなるものかと今までの浪費を少し後悔しています。。

 

というわけで、今回はプログラミングスキルについてのお話です。

プログラムといっても様々な種類があります。

FA設備や工場で働くエンジニアにとってよく使われるプログラム言語は「ラダープログラム」です。

 

プログラムというと、先述したJAVAやCなどをまずはじめに思い浮かべる方が多いかと思いますが、工場でのモノづくりにおいて、主役級の言語となるのが、「ラダープログラム」です。

私自身、入社してから学び始めた言語ですが、その名の通り、はしごのような見た目をしており、文字ばかりで構成されているJAVAやCに比べて理解はたやすく出来るのではないでしょうか。

 ※実際のラダー図

10_ラダープログラム

 

本題ですが、プログラムスキルを向上させるためには、ということで、私は大手電機メーカの現役エンジニアですので、そこでのスキル向上方法というのを3点、共有させていただければと思います。

 

プログラム言語に関係なく、共通してスキル向上できるような要素をご紹介したいと思います。

 

まず一つ目は、言語の単語帳を作成することです。

プログラミング言語には様々な命令文や独自の単語が存在しております。

そして、その一つ一つに機能が備わっております。

よく、陥りがちなのが、ある程度覚えただけで、その他の便利な機能や、命令文を学習せず、限られた手札だけでプログラミングしてしまうことです。

 

これは非常に効率が悪く、工数が多くかかってしまう最大要因といっても過言ではありません。

全て網羅するのは大変ですが、日々、新たな単語を知るだけでも、自分のキャパシティが広がり、仕事の効率と幅が良化していくことを実感できるはずです。

ぜひ、1つずつでも良いのでトライしてみてはいかがでしょうか。

 

2つ目は講習会に参加することです。

その言語を扱っている機器メーカなどのホームページにはおよそ講習会を募集していることが多く見受けられます。

ここで、最新の正しい知識を身に着けることが自身の能力をアップデートする近道だと感じます。

また初心者向けの講習も多数存在しており、無料の講習もありますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

 

3つ目は他者のプログラムを研究することです。

研究というと大それた作業に思えますが、例えば、仕事が正確で速い人の作ったプログラムを頂いて確認してみることをおすすめします。

自身とは違う組み方や、使用している命令文などいろいろな発見があり、宝の宝庫といってもいいでしょう。

その際に、実際の仕様書も併せて確認するようにしてみてください。

おさえるべき要点なども確認してみると、より効率的に仕事を進めていけるヒントとなるかもしれません。

とにかく、独自で進めるのではなく、他者の情報を常にインプットしていくことが何より大事と感じます。

 

スキル向上に思い悩んでいる方、これから取り組もうとしている方に少しでもヒントとなれば、幸いです。

 

閲覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

プラントエンジニアの業務スケジュール

どうもレーニアです。

私は工業高校卒大手電機メーカに在籍している現役のエンジニアです。

 

昨年、マンションを購入したんですが、出張&コロナ禍でほとんど堪能出来ていません。

早くホームパーティでも開きたいものです。

(今月ワクチン3回目。。正直あの倦怠感を思うと気が滅入りますが、仕方ないですね。。)

 

そんな訳で、テーマはプラントエンジニアの業務スケジュールについてです。

私は設備を動かすプログラムの設計・立ち上げまでを担当しております。

 

だいたい平均して、5000万円~1億円規模の設備を担当することが多いです。

スケジュール感で言いますと、2か月設計3か月立ち上げという具合なので、年間通しても2~3のプロジェクト参加に留まることが多いです。

 

残業時間は平均すると45時間。これは週一の定時、以降20時までの残業、休日出勤月1日ペースの時間となります。

 

あくまで、平均なので、だいたいプロジェクトが佳境を迎えることには倍近い残業時間となります。

その分、プロジェクトの谷間で代休・有休消化が取りやすく、よく言えばメリハリのある業種だと感じます。

 

立ち上げとなると、自社工場を持つ企業は良いですが、そうでない場合は出張が多く発生します。海外ともなると、2、3か月は自宅に戻れない日々を過ごすことになります。

そういった点で家族との時間をとりにくい業種であるとも言えます。

 

これから就職・転職を考えられている方はその辺りも視野に入れてはいかがでしょうか。

 

また、開発が完了した後も不具合対応など、フォローに追われることも少なくありません。むしろノーフォローのプロジェクトなど存在するのか?というレベルでフォローは発生します。

 

このフォローを経験していくことで、仕様決めの段階から考慮しなければいけないことなど、自身の知識として蓄積されていきます。

 

ですので、業務スケジュール感はメインのプロジェクトをこなしつつ、以前のプロジェクトのフォローをこなすといった具合で、年間の業務は進んでいくことが大半となります。

 

事前にやることを決めて、きっちりと共有する。プロジェクトを円滑に進める為にはこれに尽きます。

 

些細なことでも、自分の型を作って仕事を進めていくことが大事です。

 

大企業の大卒と高卒。

どうもレーニアです。

 

私は20台半ばまで学歴コンプレックスを感じていました。

それは、大卒同期の何気ない一言によって、芽生えてきた部分もありました。

「レーニア君にはわからないか」

「卒論書いたことないよね」

「大学受験ぐらい大変だ」

などなど、私自身が気にしすぎだったのか、些細な一言が非常にひっかかるような身体となっていました。

 

そんなコンプレックスですが、今は全くありません。

それはやはり、階級で大卒同期と並んだ為であります。

 

結局、コンプレックスや悩みそのものをどうすれば払拭できるのかと考えたところ、明確に形となって表れている「差」を縮めれば良いという考えに行きつきました。

 

各企業には号俸や賃金テーブル(いわばレベルのようなもの)が制定されていると思います。

このレベルを縮めて、いづれは追い抜くということを胸の内に秘めることで、毎日の業務に日々励むことが出来ました。

 

まだまだ成長段階ではありますが、何か明確な形で目標を持っておくことが非常に大事なのだと、今、改めて感じます。

 

高卒と大卒で違うこと、一概には言えませんが、やはり大卒組は受験勉強・就職活動を経験している分、ロジカル思考が一段階上だと感じますし、馬力、根性といった精神面での優位性もあると感じています。

 

やはりそこに対抗するには、見えている努力量で勝つだけでなく、大卒組の過去の努力量も含めて自身の行動と比較していくことが大事です。

 

そうしたときに、きっちり勝てているか。

負けている部分を把握して、少しづつでも補っていくことがより良い社会人生活の構築に繋がるのではないでしょうか。

 

私自身も明日からまた、自身の行動を見つめなおして精進していきたいと思います。

 

大手電機メーカ勤務 工業高校卒 年収について

どうもレーニアです。

 

18歳で就職し、現在30歳、社会人生活13年目となります。

ありがたいことに、同期の中では最速で出世させていただき、来春から主任の役職を与えていただくことになりました。

(半年間に及ぶ昇格試験はかなり辛い経験となりましたが。。またその経験ものちに報告出来ればと考えています。)

 

私が就職したのは2009年の4月なんですが、当時、就職活動、合格通知受領~入社までの間にリーマンショックが起こりました。

高卒就職ですので、そこまでの影響は受けませんでしたが、内定取り消しになっている同級生も数名いました。

 

当時、現在の職場が高卒採用実施するのが約20年ぶりだったのですが、リーマンショックにより、以降の高卒採用枠は消滅してしまう事態となりました。

※現在はまた復活しているみたいですが。。

 

さて、タイトルにもあります通り、高卒で就職し、現在までどのように年収が推移してきたのかと申しますと、

1年目(18歳):280万 ※初任給15万円

2年目(19歳):290万

3年目(20歳):360万 ←この年で配属。それまでは研修機関での修行。

4年目(21歳):380万

5年目(22歳):420万

6年目(23歳):450万

7年目(24歳):480万

8年目(25歳):500万

9年目(26歳):520万

10年目(27歳):550万

11年目(28歳):620万

12年目(29歳):640万

13年目(30歳):620万 ※コロナの影響で出張減。

 

と、上記のような推移をたどってきました。

来年度は職責加給なども加わるため、700万円の道が見えそうです。

 

月給自体も毎年昇給しており、平均して1万円程度の昇給ペースといった具合です。

30歳の平均年収が435万円と言われている中、現状の年収も考慮すると、やはりエンジニアは職業として、おすすめできると考えております。

 

頭打ちするまでは必至に頑張り続けようと思います。。